イタリアグルメレポート 第五回 ラツィオ州

エミリアロマーニャ州

●ローマ

ローママーケット

ローマ帝国時代のローマでは比較的シンプルな料理が一般的だったと報告されていますが、ローマ帝国がオスマントルコに滅ぼされてからは多くの外国人が入って来て料理の種類も多様化されたと言われています。現在に残るローマ郷土料理(Cucina Romana)の多くはその頃に端を発するようです。

ラティオ市街とピッツァ

ローマ市内には有名なトリッパ(牛の胃袋の煮込み料理)をはじめとしたローマ郷土料理を提供するリストランテが多くあります。また、イタリアの中心都市でもあることから、全国から様々な料理が伝わりローマで定着してきたという歴史もあります。

トリッパ
リガトーニトマトソース

例えばピッツア、ナポリがイタリアンピッツアの発祥地と言われていますが、ローマではピッツアロマーナという比較的薄いクラストが特徴のピッツアが一般的です。ピッツェリアとかで売られているピッツアロマーナは大型で長方形のものが切り売りされるのが一般的です。トッピングもトマト、チーズ、肉類、魚介類と豊富な種類が店内で調理され陳列されていて、食欲をそそられます。

オステリア「ピッコーラ ローマ 」

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